ブログ小説 ズレる」

2008.06.12 Thursday 08:01
目が覚めて、時計を見たら

時計から時計がズレて、テレビの前の方に落ちていった。

「あれ?」

時計は確かにズレて落ちたのに、時計は壁にちゃんとあった。

もう一度目を閉じて、今度はベットから見える部屋の景色を全部見てみようと思った。

目を閉じ、開けると

今度は、テレビも棚もドアも全部ズレた。

金色のような光をたなびいて、彼らは途方もない世界から時々

自由になる。

普段の形を置き去りにして飛ぶ。

願望のようなズレが、私にあっていいのかよく分からないけど

少なからず、日常と名乗る、この場所での

時々の旅

少々のズレは

許してあげようかと思う。

私がズレているのを、今度は時計が見ている。
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