「韓国へ」その14  リポーター熊木

2006.07.03 Monday 20:40
 私と吉俣良さんがステージに乗ると、拍手があって嬉しかったです。
 夕暮れ時のステージからは、韓国のみなさん。デパートに入ってゆく人、出てゆく人の向こうには、屋台のにぎわい……。本当に何度も思うことですが、渋谷のド真ん中に、畑で大根育てている感じ…。おもしろい。
 私は前日に、韓国で働く日本人の方に、韓国語であいさつをしたい(ライブで)からと頼み、少々、教えてもらいました。ステージの上には私と吉俣さんだけ。わくわくしながらもある種の恐怖がなぜか湧き…。案の定…。はっ!メモがない…。昨夜、あいさつを暗記しておいたはずでしたが、ライブ成立条約として吉俣さんと挨拶を書いたメモは必須だったはず…。マズイ…。ステージの上でとっちらかって、マイクを持ちながら、あたふたしていたら、吉俣さんにその事がバレでしまったのか、「なにしてんだ!!」という顔つき…。私は「ええい!!」もう、頼るべきはこの脳ひとつ。妙な汗とともに、昨日頭に詰め込んだ得も知れぬ言葉たちをひっくり返しながら「私の頭の中の韓国語」……笑。
「アニョハセヨ。クマキアンリ ラゴハムニダ。イルボネソ ワットン スムルセサル イン〜」
 冒頭はこのようだった気がします。今はもう忘れてしまいましたが、ライブでは「こんにちは、熊木杏里です。日本から来ました。シンガーソングライターで。韓国で歌うことができて、うれしいです。聴いて下さい」とあいさつをしました。(注:その時は韓国語です)
 嬉しかったのは、その暗記していた姿に、好感を持ってもらえたのか、集まってくれた韓国の人たちから「お〜!!」とか「ヒュ〜!!」とか声が飛んで、またも拍手をもらいました。とっても嬉しくて、ああ…メモ…なくてよかった…と思ったものです。
 一曲目は3年B組金八先生パート7の挿入歌「私をたどる物語」を歌いました。遠くの方まで、ビルや屋台の先の先まで聴こえてくれていたらいいな、と思い歌いました。歌いながら、見ていると、韓国の人はちゃんと耳をこらして聴いてくれているようでした。歌いおわると「ヒュ〜!!」とか「イエ〜!!」とか声が飛び、拍手を頂きました。日本でもライブで「私をたどる物語」を歌って、「ヒュ〜」とか「イェ〜」とか言われたことがありません。
「しーん」+拍手が私のライブで常だけはと思っていたので、とても新鮮でした。おじぎをして「カムサハムシダ!!」だけ言い、MCのないライブは続きます;。
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