「韓国へ」その7  リポーター熊木

2006.03.27 Monday 16:33
 おなかがすいているので、食堂にうかれていきたい気持ちでしたが、本当私は辛いものが食べられないので、韓国に来てから、いたる場所で食事にやられっぱなしでした。なにを頼んでもキムチ。キムチ。キッ、、ムチ!さりげなく、もれなくついてくるキムチ。冷麺の中にも。みそ汁かと思って飲んだら劇的に辛かったことも。ふふ…。 
 足取りは、やや重く一階に降りるともうみんな集まっていました。小あがりの別室の長方形の木製テーブル二つを私たち一行で占領。テーブルの上にはでっかい皿にお肉が並び、てかてかしていました。焼き肉用のホットプレート。ほほう焼き肉ね。プザンでも焼き肉だったし、よかった…。と見るとキムチ。そうそうキムチ。よっこらせと私も座り、よくよくなにが並んでいるのかをチェック。中学の理科の実験で使うような、なんのへんてつもない真っ白なプラスチックの小皿に、子供がままごとしてるような、なにかの葉っぱをつけ込んだようなもの。串にささった小魚のようなもの。うずらの卵の煮付け風なもの。韓国のり。焼き肉以外食べられそうにない、食欲を誘ってくれない見た目!日本はお皿から色見、盛りつけなど、見事なんだなぁと思い、いただきます!
 社長持ち込みの焼酎で乾杯し、さっそく焼き肉を焼く。社長が、『熊木、これは体にいいから食べてみろ』と言って勧めてくれたのは、高麗人参のキムチ。私が『辛いものがだめなので…』と言うと、わざわざ水で少し洗い、辛いのをとってくれました。いいのに…。そんなにしてまでこの高麗人参というのは体にいいのか…と思い、社長の気持ちも有難かったので食べてみる。毛みたいなのがひらひら生えてる…。やだよ。かりり…。おお辛くない!体もよくなりそうでうっへっへ…。焼き肉は、もうタレがつけ込んであって、みょ〜に甘いのでした。韓国では犬も食べると聞いていましたが、こちらが頼まない限り無断では出てこないはず…。なくなるとホテルの人がはさみでジョキジョキお肉を切りにやってきて、私の食欲を削いでいきました。なんで韓国は、お肉も冷麺もはさみで切るんでしょう。工作の時間じゃないんだからしまっておこうよ…。日本でもお肉をはさみで切るところがあるけれど、違和感を感じます。けれど唯一、私が気に入ったのは、ごはんをよそってある器が、鉄なところです!しかも蓋つき。持つとあたたかい!この胸のどきどきは一体なんでしょう。そして鉄のおはし。楽しいな。ちょっとむだに蓋を開けて閉める。あったか〜いな。 

 さて、さんざん焼き肉(のみ)を食べ、満腹になったころ、ホテルに泊まっているらしき、韓国の団体様がやってきて、わいわいしていました。ショッキングピンクのジャージを着たお母さん。畑仕事をしてきたようなおじさん。近くで運動会があって、同じチームにでもなっているんですかとつっこみたくなるようなオレンジ色でジャージを揃えているおばさん集団。しばらくお腹をならしていたら、突如社長が私に『熊木、あの人たちのなかの誰かとお前一緒に歌ってこい』え?!そうなの…?。
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「韓国へ」その6  リポーター熊木

2006.03.23 Thursday 11:54
 ホテルの中に入るとぷ〜んと何かの匂いが…。24年の年月では嗅いだことのない匂いです。甘いのに辛い、う〜ん。絨毯の上に何日もキムチをこぼしっぱなしにしておいたみたいなどことない匂い。(イメージです)匂いのことはさておいて荷物をおろし、私に与えられた部屋へ。わらわらとスタッフさんたちも部屋へ。エレベーターはないので階段で上がります。

 私は3階。一番端の部屋です。ガチャリ開ける。ベルサイユです。ベットがベルサイユ風ですよ〜。お姫様になろうかな。それまでいっさいシンプルさビジネスさをきめこんでいたこのホテル。ふふと一人うけながら荷物を玄関に置こうと足下を見たら、スリッパが片方ずつ違うのが置いてある…。それは友達の家に置いてあるような、かわいらしい絵柄のスリッパで、よくあるホテル用の殺風景なスリッパではありません。それがすごく不気味さをかもしだしていましたが、きっとスリッパなんだから履ければいいじゃんと思っているのだと私はポジティブシンキングし、親近感に変え、それでも一応きれいに並べてあるあたりにこれまた一人でうけてました。なぜなら私は人におもてなしをする時など、グラスがそれぞれ別々でも何とも思わないので飲めればいいじゃないか派、履ければいいじゃないか派です。私の父も朝起きて来て、靴下を赤と青、(なぜそんな派手な色の靴下を持っているのか…)左右別々のを履いていたので、さすがにおいおいと思い『ねぇ靴下左右違うよ』と言ったら『いいじゃんかぁ』と、なぜかちょっとすね気味に返されたことがありました。そんな左右の違うスリッパを超え、靴を脱いで中に入ったら、すぐ右が洗面所、その奥にそのままシャワーのスペースが。浴槽はないのかぁとふと見渡すと、洗面台の横にかかっているタオル…。これは…。またもや友達の家にかかってそうな、うっすら色付きのタオルで、しかもたたんではおらず、ただひっかけてあるだけで、さっきまで誰か使っていた?と思わせるようなやつれ具合…。このホテルを経営している家族の私物なのではないのか?間違ってこの客室にまぎれこんだのではないのか?そもそもここは本当に客室なのか…それすら疑わしい…。笑えん。清潔は大事です。はぁ…。ん…。さらに悲劇が。石けんが使ってある!ぎゃあああぁあ!一度溶けてまた凝固してる!もうどうでもいい。私がいけないとすら思えてくる。そうして私が凝固していたら、一人のスタッフの方が入り口から現れ、(ドアを開けておいたので)『おもしろいものがあるよ』と言いました。負けじとこの部屋もおもしろいよと言おうとしたら、その人が私の部屋の奥をのぞきこみ『あ。ここは普通のベットだね』と言いました。普通?よもやこの状況では何が普通か判断もつかん。なんだろう…と思いながらスタッフの人に着いて行くと、すでに何人かが集まっている部屋が。仲間のスタッフさんの部屋です。なんだなんだ?部屋をのぞく。

 げっ!げげげ!ベットが丸い!そしてコテコテベルサイユ…ふっふっふ。あーっはっはっは!みな口を揃えて『ラブホテルだよ』。私も大爆笑しました。だってその部屋に割当てられたのが、よりによって男性、年配の凄腕ベテランカメラマンの方なのです。その方を含め、みなユーモアのある人たちだから、それをかなり笑いネタにしていました。『なんで今さら俺がここなんだよ〜』見ると窓際には、カップルで座るようにと、これまたくどいようですが、ベルサイユ。貴族がおほほほとか言いながら茶を飲んでいるようなコテッちゃんな椅子とテーブル(高級感はいっさいない)が添えられていました。私は再び大爆笑。似合わない!そのカメラマンの方には本当に失礼だが、その人の男くさい風貌とベルサイユのメルヘンさが、ちゃんちゃらおかしいのであります。

 さんざん失礼すぎるほど笑い、気をよくした私は、まだ自分のほうが救われているかもしれないと密かに思い部屋に戻りました。窓の外は暗くなり始め、待っていたのは左右の違うスリッパと夕食の時間です…。
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「韓国へ」その5  リポーター熊木

2006.03.19 Sunday 09:15
 しかしパーキングエリアごとに『熊木、トイレはいいか?』と声をかける社長。うーん…眠いけれどトイレも行きたいっちゃ行きたい…。そしてどんなお店があるのか見たい食べたいのぞきたい!という葛藤を何度も繰り返し、時にバスから降り、時に眠り続けました。あるパーキングエリアでは、がちゃがちゃが置いてあり、見るとドラ◯ンボール(ごまかしきれてない?)の悟空そっくりのキャラクターだったり、またあるパーキングエリアでは、食べたら絶対お腹をこわすという、見た目めちゃおいしそうなアイスクリームが売られていたり、また事件的なことで言えば、外で軽食をとっていた社長の肩に、そっとトンボが止まったり…。いや私、長野県生まれで、トンボはほんとによく目にしていましたが自主的にトンボのほうから人間の肩に止まるなんて見たことがありません。社長一言。『ほらな、トンボはわかるんだよ。おれは自然児だから』…。確かに納得。人はいつしか、人であるために不自然になってゆくことが多いのであります。その後社長は通りすがりの犬(女の人が散歩させていた)と意思の疎通を図っていました。しかもほんとに犬がよくなつくなつく。社長はもはや国境も生き物の違いも超えて渡り合える、ステートレス(無国籍)な人間なのかもしれません。

 なんやかんやでいよいよカンウォンドに到着!この日は曇り空でもう日も暮れかかっていたので、撮影はなく、現場を視察し、そのままホテルへ向かうことに。ああでもなぜほんとにそこら中一面の大根畑。かなり山奥だからかわかりませんが、とにかくこんなに大根あったらそりゃ、どこのお店でもキムチがでるわ。
 少し下って町の中です。…寂しい…。人なんか住んでいないのではないかと思わせるガラン堂。砂が舞い、唯一の商店街らしい一本道。正直本当、人ひとりくらいさらわれてもおかしくない雰囲気。小学生の女の子が歩いていましたが、この時まわりには誰もいません。家に着くところをみましたが、ようやくそこで母親と二人に。なんだかほっとして、いよいよバスはホテルへ到着。これがまたスゴいんです。あたりに高いビルはこのホテルだけ。といっても5階建てくらい。けっしてきれいとは言えないあっさりした外観。ホテルにはいっさい見えん。うさぎ?うさぎがいる。しかも一羽。入り口の横に…。小学校で飼育されている感じの10分の1くらいの扱い。小屋。様子…。もぐもぐ大根の葉っぱを食べていました。私はバスを降りて、うさぎを見に行きました。お前も韓国語を話すのか?

 続く…。
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「韓国へ」その4  リポーター熊木

2006.03.07 Tuesday 12:13
 さて、食べ物は何があるのかなぁと見て行くと、外に出ているものでは、肉まん。あんまん。芋けんぴ?のフリしたフライドポテト。おいしそうでしたが、お昼ご飯までやーめよう!と思い中へ。ここではただの偵察隊熊木。キラン。椅子もテーブルの位置も日本と変わりありません。奥のほうに、ラーメンらしき看板のお店が!よく見ると、字は読めませんがビビンバ、レイメン。聞くところによるチャンジャ。ほほぅ。ハンバーガーもありました。ふと見ると、コンビ二のような所が。

 行ってみるとガムとかスナック菓子、ジュースなど本当にコンビニそっくり。あ!スニッカーズ!と思い手にとる。ハングルぐるぐるぐるぐる文字。おおぉ確かに英語でスニッカーズなのに他は読めん。よく見るボトルのキシリトールガムなのに、読めん。そうかぁ日本だけじゃないんだなぁ、、こういうお菓子があるのは、、。そしてスニッカーズ韓国バージョン購入決意。レジだ!お金だ!ウォンだ!ヒューウ!そうそう、韓国の値段は単位を一個減らせばわかるらしく、(だいたい)例えば1300ウォンの場合は日本円での130円と見なせばよいのです!だから一瞬高い!と思いがちだけど落ち着けば大丈夫。と、、教わっていたはずがスニッカーズ韓国バージョンをレジに渡すと、(いくらだったか忘れてしまったんですが)やっぱり驚いてしまってあたふたしました。が、ポッケにジャラんと入った小銭をよけて、とりあいずお札1枚出してみる。店員を見ると『足りないわよ』という顔。違うのを1枚渡すとレジ打ってくれました。(完全にお金の種類がわかっていない私。そのうちボッタクリにでもあいそうです)ともあれスニッ
カーズ韓国バージョンゲッーーーッ!ついでにコーヒーを買おう!調子に乗った少女Aは振り向きざまにある売店へ向かった!すると自分の用事を済ませたのか通訳の人が『なにか飲みますか?』と問いかけてきた!少女Aは答えた!『あ。コーヒーを、、』注文してもらいました。韓国にもコーヒーはあるんだぁと思う私。一体韓国をどこだと思っているんだ。コーヒーを入れてくれたおねえさんは、黒髪でした。1000ウォンと書いてあったので、心のなかで100円かぁと思いました。私の手のひらから通訳さんがお金を払い、今の私にとってお金はただの紙切れ同然。持っていても使えない、、。むぅ。

 手にコーヒーを持ち外に出ると、スタッフさんらがタバコを吸っていたので、私も韓国の空の下コーヒータイム。
 しばししてバスに乗り込み再出発!プザンを出てくる時は一番前に座っていたはずの社長の席は、いつのまにか一番後ろの私の隣になり、まるで寝た子はいねがぁ〜とバスの中全ての、寝ようとする人を見張る勢いです!私はポケットからさっき買ったスニッカーズ韓国バージョンを取り出しかじり!うん!味は『おなかがすいたらスニッカーズ!』でした。

 さぁそのまましばらく、バスは高速を走ります。その間、私もウトウトしましたが、先に寝ようとしたスタッフSさんは、社長の襲撃にあっていました。ひたすら名前を呼ばれ、目を閉じても話しかけられていました。回答せざるを得ないSさん、、。
 私の母も、朝まだ寝ている私と弟に向かっていきなり『パンにするの?ご飯?』と朝食をどちらにするのかを問いかけてくる人で、私たち兄弟はねぼけながらも頭の中で突然ご飯とパンの葛藤をしなくてはいけませんでした(今思えばありがたい話です)。私はフットワークよく返事していましたが弟は、たびたびその母のスピードについてゆけず、自分ではご飯と言ったつもりが起きるとパンがでてきたりしていて、憤慨していました。『ご飯っていったじゃんー』『パンって言ってたよ!』母一括!、、そりゃあんた寝ている人間に向かって、たとえかけ算の2の段であっても、聞いて間違ってると思わないほうがおかしいのであって、寝ている人間の言葉に信憑性もへったくれもない。
 余談ですが母は、私が昼寝をしていても、まるで起きている人間に話しかけているような口ぶりで『あのさぁ銀磨きなかったっけ?』などと問いかけてくる人です。

 さぁそんな感じで社長の目を盗んではウトウトし、まだまだバスは走ります。
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韓国レポートその4の前に

2006.03.03 Friday 11:20
韓国レポを今回は仮病してご挨拶したいと思います。
私を(私の歌を)好きだと言ってくれるみなさんへ
ブログってなに、、?笑
日本語訳は?本名は?ふっ、、
知りもしないでここで気ままにレポートさせてもらっている熊木杏里。
心待ちにしてくれている人も、たいしてそうでもない人も、
読んでくれてありがとうございます。

これを書いている今は夜中の2時46分です。あ、いや47分になった。
相変わらずの夜更かしをして、曲をつくっています。
次の曲はどんなかなと楽しみにしていてほしいです。
それから、筆武将、あ、字がちがいますね。筆無精の素質があるので、
たまに遅かったらアイツくじけやがったと見放してください。なんでやねん。

家にパソコンがやってきました。初めてのキーボード押し放題が楽しいです!
公衆電話のボタン押すのも大好きです。
ヨドバシカメラに行って電話機のコーナーでボタン一回押したら止まらなくなって、
気になる電話のボタン押してたら、レジのあたりの店員さんが、
幼い子供を見守るような目で私を見てました。
恥ずかしくなったので去りました。
そういう方はいませんか?というわけなのでパソコン打つのは楽しいです。
なにやら花粉が飛んでいるらしいのでテレビでは花粉対策をとりあげているのをよく見ます。
そのしんどさがわからないですが花粉のみなさんお大事に。
それではまた書きます。ご挨拶するはずがたわいない話になりました、、。

次は韓国レポート書きます!
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