対談

2007.03.28 Wednesday 09:18
 誰かとお話をするとき、きちんと話をしなければいけない時もあれば、 いつもの調子でトトトー〜と話をしてもいいときがある。多分、私の中にも、人の中にも、宇宙のチリほどの顔があるんじゃないかと思う。その人の言葉によって、引き出されてしまう自分がいると、心地よいなと私は思う。けれど私は議員でも先生でもないから、どんな自分を表に出すかは、私の舵の取り方ひとつ。だから、なんだか、広い海に投げ出されたボートのように、行き先は空なんじゃないかと思うほど、自由なんだなと思う。いつもいつも、こころの中で、正座して、変わることのない私っているのかな。
 携帯電話で、誰かとお話するのが、とても苦手で、必要なことを告げるのも、なんだか顔が見えないと、とても深い暗闇にいるようで向こう側が見えなくて落ち着かない。ちなみに、身振り手振りがすごくて、常に動きながら話をしています。
 どれだけ、私は、存在に頼っているんだろうと思う。相手と自分のコミニケーションで、約90%を存在で満たしてるんじゃないかと、思う。会えばそれで、すべてがわかる…と。言葉は気持ちの上澄み程度で、会話は一瞬の自分を捉えられれば、いいんだと思う。歌詞になって、メロディーに乗ったときだけ、私は苦悩して、コミュニケーションの90%を言葉で満たそうとガンバッっている。
日常のできごと | - | -

ある女

2007.03.22 Thursday 09:14
 今日バッテリーを映画館に見に行ってきました! いち、お客として、視聴者として感じるものが欲しくて、私は今日、初めてバッテリーを見る女。イン、シネコン。 入るとすぐグッツ売り場を発見。CDも置いてある。そして私は「春の風」をつい探してしまう女。あった!すでに、いち、でも、に、でもない。気を取り直して、チケットを買う。少年たちが数人、うろうろして、母親らしき女のひとにまとわりついていて、かわいかった。心の中で「どうかバッテリーを観てください!」と叫び、売店へ。「もしかしたらドラえもんかも…」と思いつつ歩く。だってずっとそこで、隣に耳を盗まれていても、あやしい女だし…。紅茶とキャラメルポップコーンを買って、少しの時間をつぶすために、テーブルへ。そこには、カップルがいて、先ほどの、少年たちが、私を追い越し座り、同じように時間を使おうとしていた。少年たちは母親と離れ単独行動をしているようで、のびのびと、コーラみたいな飲み物を飲んで、何語かわからない笑い声をあげていた。ふふんドライモンのくせに…と思っていたら「おれバッテリー!!」思わぬことに、うれしくて、「おお少年!君たちもバッテリー?いやあ奇遇だね私もバッテリー」と心であいづち。アナウンスが流れ、そろそろ上演だとのことなので、入り口へ。カップルはまだカップルトークをしているようだったので置いていった。 中に入って驚く。平日の午後、映画にこれだけの人がいるのはすごい。前のほうを選んで座る。大きな画面。ここに今から、バッテリーが現れるのだと思うと、イルカショウを見るときみたいなドキドキが湧いてきた。そして私は、同じシーンで感動したり、初めて見た女になって、改めて野球っていいな、友達っていいなと、試写会の時には、見過ごしていたシーンにも涙したりして、よい時間をいただいた。途中、少年たちの笑い声や、ツッコミが聞こえ、おもしろかった。涙が顔の一部になったとき、明かりがついた。それまで誰ひとり席を立った人はいなかった。 夢の世界から現実に出て、再びなぜか、売店へ。うろうろしながら、パンフなどを見ていたら、女の子二人組が、「バッテリーのパンフレットください」。うれしくなって、「たくみ派?ごう派?」と心で友達になる私。すると、あの少年たちがワラワラと売店にやってきて、ガラスケースを覗いている。「バッテリーどうだった?」と聞いてみたいが、そんな勇気もない。すると一人の少年が「ことばぁ〜でわぁ」と私の歌を口ずさんでくれた。少年期独特の声だった。感動でしばらく、動けなかった。 近くに母親らしき女性がお財布を手に立っていたので、思わず 「お子さんに一枚」とか、なんとか言いたくてたまらなくなって、感動に浸っていった。私の歌がこうして見知らぬ少年の耳にインプットされたのだということが、なにかとても嬉しくて、にやにやしながらシネコンを出た。
日常のできごと | - | -

短話

2007.03.19 Monday 16:48
 バッテリーを見に行って、私の曲で泣いてくれる人がいる。という事実が、本当にうれしくて、作った時よりずっと、「春の風」は今、私の中で大きなものになってきています。バッテリーという作品に出会えて、よかった。そう本当に思います。

 最近は目覚ましをかけずに、寝るということがなくなって、代わりに自発的に起きるという忍法みたいな技を、習得しつつあります。たまぁに、電話で起こされたりしますが…。全国キャンペーンで、大阪に行きました。アメリカ村は、相変わらず、色の濃い場所だなぁと感じ、ニューヨークを歩いたときと同じような、肌のぞわぞわ感がありました。そこで、スタッフと一緒に入った、喫茶店がすごかったです。エイリアンはいるし、今にも救いの手を差し伸べたくなるポーズのスパイダーマンは飾られているし、壁には、ハリウッドの映画俳優のサイン入りブロマイドが額に入って、ズラッとこちらを見ている。日本語に訳すと多分、映画喫茶です。お互いに、へえー本物ですかねー。と話ていたら、テーブルにファイルが置いてあって、開くと、値段の書かれた、ブロマイド、これズラリ。壁に飾られているものと同じ、直筆サインのものが、この場で買えるということなのでした。へえー買う人いるんですかねー。と私が若干冷めて見ていたら、バビョーン!!オードリーヘップバーンが、30万円。えええ!そっかぁ。もう亡くなられている方のサインは希少価値で高いんだなぁと実感。ちなみに2位はショーンコネリー4万円となるのです。よく見ると、トムクルーズもユマサーマンも1万円前後でした。私は、、たとえば、、東国原知事のサインなら……。
日常のできごと | - | -

赤ちゃんパワー

2007.03.05 Monday 18:26
 先日、渋谷のHMVと豊洲のららぽーと(HMV)で『春の風』発売ライブをしました。これから全国をまわって行くのですが、なんだか本当に人生いろいろ、島倉千代子。大学生の時にアルバイトをしていた飲食店の友人が、来てくれたのですが、子供!?子供が手にいる!思わず「か…借り物?」と訪ねてしまって、なんて配慮と、現実感のない質問。結婚したよ、の報告のあとに子供が産まれました、の報告をもらっていたのに、いざ目の前に、友人だった人の手もとに赤ちゃんがいて、母親に見えた瞬間に、人生のわかれ道を感じるのです。時の流れを感じ、なにやら私は若干、女として取り残された気分…?ライブが終わって、食事を一緒にする約束をしていたので、先に行っていてもらい、私は後から合流しました。男子も来てくれていて、しばしバイトの思い出話にも花さか爺さん。し、か、し。スター赤ちゃん。飽きない。しかし言葉は通じない。見知らぬ外国人より手強い。宇宙人A,B。何に興味を光らせ、目を見張るのか…。何が気に入らないのか…。自分にもこんな時期があったのだから、わかるはず!と赤チャンの立場になろうとしている自分。多分暴れたいんだな…これは…。と予想はするけど、よその子供だ。心が通じるなんてないよ…と少し寂しいきぶん。男の子と女の子が別々の友人からそれぞれに産まれ、男の子はまだ乳飲み子です。女の子は2歳。一点の曇りない瞳に、27歳の結婚予定のない男子たちは、「そんな目で見つめられると…」と、我が心の邪心に向けられた天使の微笑みに困惑。とかなんとか言いつつ…いつからそんな大人みたいなこと言うようになったのか…。私も赤ちゃんだったのにな。
日常のできごと | - | -